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選手現役当時からの悩み…
シマノオクタリンクのBBをクロモリフレームに取り付けると、なぜか回転が重くなる問題!
取り付け前はスルスル回っているのに、フレームに装着した瞬間に「なんじゃこりゃ⁉︎」
スペーサーを入れたり、ネジを緩く締めたり誤魔化しながら使ってきたが、根本的な解決には至らず…。
しかし、ついに その原因と解決方法を発見!
原因は…フレームBBの熱変形!
クロモリフレームは製作時に溶接熱を加えるため、BBシェルの上側が約0.1~0.2mm縮んでしまう。
(※銀ロウを使えば、もう少し縮みを抑えられるかもしれません)
つまり、前から見るとBBが台形のように歪んでいる状態。
そのため、従来は フェイスカットで左右の平行を出す ことで問題を解決していた。
これで普通のBBなら問題なく使えていたのだが…
オクタリンクBBは精度が高すぎる!
特に、ニードルベアリングが超シビア。
BBシェルが少しでも歪んでいると、どう調整しても回転が重くなってしまう。
そこで考えた!「BBの歪みを取ればいいのだ!」
完成後のフレームのBBシェルを万力で挟む。
下側に熱を加え、金属が膨張して冷えると縮む原理を利用し上側と同じ寸法にする。

そして フェイスカットを施し、左右の平行を完璧に整える!
すると…
✨ 完璧な平行精度 & スムーズな回転! ✨
この方法はフレーム製作途中でしかできない。
現在、MIZUSHIMAのフレームはすべてこの処理を施している。
さらに、オクタリンクBBを使わなくても、ノーマルBBでも調整がしやすくなる副次効果も!
BB本来の性能を最大限に引き出し、最高の走りを手に入れよう!
